イエメンの親イラン組織の犯行
イエメンでイランに支援されているフーシ派が、昨日紅海でイスラエルとつながりのある船舶をハイジャックした様子を示すビデオを公開した。
その映像には、ギャラクシー・リーダーと名付けられた車両運搬船にヘリコプターが着陸し、数人のガンマンが降りて船を操縦する様子が映っている。
フーシ派の武装集団が乗組員に銃を突きつけているのが映像で確認できる。
החות'ים בתימן מציגים: כך השתלטנו אתמול בים סוף על "הספינה הישראלית" pic.twitter.com/aCiz4V6Bvp
— roi kais • روعي كايس • רועי קייס (@kaisos1987) November 20, 2023
フーシ派の工作員の一人が、船内を歩きながらグループのスローガンを叫ぶ姿も目撃されている。「神は偉大なり、アメリカに死を、イスラエルに死を、ユダヤ人に呪いを、イスラムに勝利を」と叫んでいる
バハマ船籍のこの船は、イスラエルの大物アブラハム・ウンガー（通称ラミ）が一部所有するイギリスの会社で登録されている。ハイジャック当時、同船は日本企業に貸し出されていた。
フーシ派とは？
フーシ派は、シーア派のザイディ派に属する組織で、イエメン北部のサアダ地方を拠点にしています。2004年に、フセイン・アル＝フーシーの指導のもとで反政府蜂起を起こし、その後イエメン政府との対立が激化しました。
フーシ派の蜂起は、政治的な排除や経済的な不公平に反対する動きであり、ザイディ派の信仰に基づいています。彼らは、自らの権利と正義を求め、これに対する政府の対応に不満を抱いています。この蜂起により、イエメン内戦が勃発し、地域的な対立や国際的な介入も引き起こっています。
フーシ派とイエメン政府との対立は、地域全体に波及しており、サウジアラビアなどの国々がフーシ派をイランの影響下にあるとみなし、対立を深めています。これにより、中東地域での対立構図が複雑化し、外国の関与が加熱しています。
イエメン内戦は、人道危機を引き起こし、数多くの犠牲者や難民を生み出しています。国際社会は、イエメンの安定と平和のための解決策を模索していますが、対立が続く中で難航しています。
総じて、フーシ派は宗教的背景と政治的な要因が交錯する複雑な組織であり、その活動はイエメンだけでなく、中東全体に波及する影響を持っています。
海外の反応は？
最後に海外の反応を見てみよう。
・これは楽しい特殊作戦訓練になるだろう。
・彼らはテロリストなのか？目的は？
・イエメンはまた飢餓に苦しむことになりそうだ。
・なんということだろう、過激派のイスラム教徒が「武力の誇示」として民間人を攻撃するとは。彼らは人質をとても大切に扱っているはずだ。
・この船でガザに行き、ガザ難民でいっぱいにしてイエメンに連れて帰るべきだ。
・乗務員がセーフルームに閉じこもらなかった理由は？ヘリの着陸を知らなかったのか？
・ビデオゲームの映像によく似ている。兵士たちの動きを見て！
・まるで自分たちが戦術的な忍者のように映像を公開している。
・イスラエルの船ではないと耳にした。
・この船を管理するのは英国籍の運送会社で、会社のオーナーのひとりはイスラエルの億万長者で、元モサド指導者の仲間である。.バハマで登録され、日本企業にリースされている。フーシ派はこのスタントでかなりの国々を怒らせた。
https://reddit.com/r/worldnews/comments/17zvwc3/yemens_houthis_release_footage_of_takeover_of/
