実際よりもかなり小さいハンバーガー
米ファストフード大手のマクドナルドとウェンディーズが、ハンバーガーの大きさを巡って、裁判を起こされてしまった。ハンバーバーガーを実際とは異なる大きさに見せて宣伝しており、広告のバーガーは客に提供されたものよりはるかに大きいというのがその理由だ。米ニューヨーク東部地区の連邦地方裁判所に提起された。
原告の男性は自らとそのほか被害を受けた顧客への補償として、5000万ドル(約64億円)の支払いを求める訴訟を起こした。今後、集団訴訟に発展する可能性がある。お肉を焼くと縮むことは、誰もが経験上、知っていると思う。両社はこの肉の特性を利用して、生焼けのパティを広告に使うことで、実際に提供されるバーガーより最大2割ほど大きく見せていると原告側は主張している。
広告などで料理の写真を盛ることを「フードスタイリング」と呼ぶが、このところ同様の訴訟が相次いでいる。
この訴訟に対して海外からは「味も宣伝文句とは違う」、「訴えられて当然」、「アメリカでしかこんな裁判は起きない」といった声が聞かれました。