プライドパレードの参加者と間違われ・・・
34歳のミゲル・アルバロは6月末、休暇でトルコを訪れていた。楽しく過ごしていたものの、滞在3日目に昼食のためにアパートを出た彼は観光地バラトへの行き方を聞くために警官に話しかけた。だが、見た目がゲイっぽいと言う理由だけで逮捕され、19日間も拘留され続けた。
一体どうしてそんなことになったのだろうか?実はその日は、プライド月間を祝うために、いくつかのLGBTI+のパレードが発表されていた。同日、イスタンブールでは100人以上が逮捕された。トルコ政府は、数年前から数千人の警官を派遣し、武力、唐辛子スプレー、水鉄砲などでパレードを妨害している。
アルバロが逮捕された時にいたイスタンブールのタクシム地区では、道路が封鎖され、数十人の警官がいた。
アルバロは拘留されてから19日目にポルトガルに帰国した。帰国の費用を負担したのはイスタンブールのプライド組織だったそうだ。
同性愛者に寛容ではない国々
同性愛者の権利は、世界中で重要な社会的課題となっています。欧米諸国において、同性愛者の権利に対する動きは大きな進展を遂げています。同性婚の合法化や同性カップルに対する法的保護など、理解や支持が広がっています。しかし世界にはLGBTQに対して厳しかったり、寛容ではない国は存在します。例えば、イラン、サウジアラビア、ナイジェリア、ロシア、ガンビアなどが挙げられます。これらの国では同性愛が法的に禁止され、罰則が存在し、同性愛者に対する差別や攻撃も報告されています。
イラン: 同性愛はイスラム法に基づく国内法で厳しく罰せられています。同性愛者は死刑に直面する可能性があります。
サウジアラビア: イスラム法(シャリア法)が適用されており、同性愛は厳しく禁じられています。同性愛者は逮捕、投獄、鞭打ち、または死刑の対象となる可能性があります。
ナイジェリア: ナイジェリアでは同性愛が法的に禁止されており、刑法に違反した場合は長期の刑務所刑が科されることがあります。
ロシア: ロシアでは2013年に同性愛宣伝禁止法が導入され、未成年者に対する同性愛の宣伝が禁止されました。同性愛者に対する差別と攻撃も報告されています。
ガンビア: 同性愛は非合法であり、懲役刑が科される可能性があります。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。
・本気でEUに加盟したいのだろうか?
・トルコのEU加盟は長い道のりが待っている。
・トルコで休暇を取らない理由。
・僕はゲイだから、トルコ行きはキャンセルしようかな……。
・トルコは一般的に観光で行くべきではない国。
・セクシーすぎるという理由で逮捕。
・権威主義の国で休暇を過ごしてはいけない。
・安いからといって、第三世界の宗教独裁国家で休暇を過ごすなんて考えられない。
・自分の国をこれほど恥じるとは思わなかった。
・とにかくイスタンブールはそれほど好きではなかった。
https://reddit.com/r/europe/comments/154m800/portuguese_man_arrested_in_turkey_for_19_days/