卵の価格上昇に歯止めがかからない
商品価格の優等生といわれる卵の値上がりが続いている。卵の価格は、他の商品と比較すると比較的安定してきた。そのため、「物価の優等生」とも言われている。かつては1パック200円以下で買えるのが当たり前だった卵が、東京では250円以上することも珍しくなくなった。この「物価の優等生」の日本での値上がりが、海外のメディアでも報じられ始めている。 消費者としては、この値上がりを無視することは難しい。
値上がりの要因
値上がりの要因は二つある。一つは、ロシアのウクライナ侵攻による飼料価格の高騰。もう一つは、鳥インフルエンザの全国的な流行による鶏卵の供給減だ。
ロシアの対ウクライナ制裁により、世界市場への穀物供給がストップしたことが、飼料の価格上昇の大きな要因となっている。さらに、鳥インフルエンザの全国的な蔓延による鶏卵の供給減が起きた。最近、日本の一部地域で鳥インフルエンザが発生し、供給が減少したため、鶏卵の価格がさらに上昇した。
価格の上昇により、卵はもはや「優等生」ではなくなっている。下手をすると「落第者」になりかねない。一般家庭だけでなく、飲食業にも大きな打撃を与えている。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。どうやら日本だけでなく、卵は世界的に高騰していて、1パック200円代前半なら、まだまだ恵まれているようだ。
・本当に物価高騰が財布を直撃し始めている。
・残念だ。卵料理が大好きなのに。
・ここでも間違いなく高騰している。この1年で、1ダースが1.39ドルから土曜日の時点で5.69ドルになった。
ここでも同じだ。値段が変わり過ぎて、滅多に卵を買わなくなった。
・ベオグラードでは10個で2ドル。
・オークランドでは18個入りが16ドルだよ。
・卵は高騰しているのに、鶏肉は高騰していない。
・1ダース12個になりそう。
・親子丼にサヨナラを。
・↑牛丼は代替品として十分だろう。
https://reddit.com/r/worldnews/comments/10d270z/egg_prices_expected_to_soar_in_japan_after_record/