委託業者の再委託先社員が泥酔し紛失
日本の地方自治体で、また給付金絡みの失態が起きてしまった。兵庫県尼崎市は、すべての市民46万人余りの個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。
事の顛末はこうだ。市の委託を受けてデータ管理を行っていた業者が再委託した関係会社の男性社員が21日に飲食店に立ち寄り泥酔。大阪府吹田市内の路上で寝てしまい、USBメモリーの入ったかばんごと紛失した。
USBメモリーには、46万人余りのすべての市民の、氏名や住所、生年月日などのほか、住民税を納めているかどうかや、生活保護の受給に関する情報などが含まれていた。市は新型コロナの影響で生活に困窮した世帯に支給する給付金に関する給付業務を民間業者に委託していた。紛失したのは、この業者から再委託された関係会社社員だった。
24日に本人が警察官30人と伴に捜索したところ、居酒屋から1km離れたマンションの敷地内でUSBとカバンは発見された。
日本のITリテラシー
委託業者が重要な個人情報を泥酔し紛失したことは言うまでもないが、そもそも業者は市の許可を得ず、USBメモリーで個人情報を持ち運んでいた。
また、紛失から2日後に尼崎市が開いた経験でもITリテラシーの低さが露呈した。市の担当者が、USBに設定されていた使用文字と桁数を明かしてしまった。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。日本のITリテラシーの低さは、既に海外でも周知の事実になっているようだ。
・ええ?それはまずいな。
・日本らしくないね。
・日本だから、誰かが見つけて、持ち主に届けてくれるだろう。
・仕事でのヘマが国際ニュースになることを想像してみてくれ。
・「失くした」ではなく、闇市場で売ったのでは?
・そもそも、どうしてUSBにそのような情報が?
・↑日本は古いテクノロジーを使うから。ハハ。
・↑日本には、世界で最も進んだ90年代のテクノロジーがある。
・USBメモリなんて存在するべきではない。
・緊急速報!USBが発見された!
https://reddit.com/r/technology/comments/vjje8q/japanese_city_worker_loses_usb_containing/