映画オッペンハイマーとバービーの上映開始日が同じだったことから・・・
アメリカのワーナー・ブラザーズは、日本で大きな反響を呼んだ 「バーベンハイマー 」騒動について公式に謝罪した。
「ワーナー・ブラザーズは、最近の無神経なソーシャルメディアへの関与を遺憾に思う。スタジオは心から謝罪します」と声明の中で述べている。
「原爆の父」として知られるロバート・オッペンハイマーをモデルにした伝記映画「オッペンハイマー」と、バービー人形の実写版映画「バービー」が、アメリカで7月21日に同時公開されたことで、ネット上でバービーとオッペンハイマーをかけ合わせた「バーベンハイマー(Barbenheimer)」というミームが誕生した。SNS上にはネタ画像がたくさん投稿されて、映画バービーの公式アカウントが「いいね」を付けたために、日本で大炎上していた。
Barbenheimer poster art by @SteveReevesArt pic.twitter.com/75ompodFPJ
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) July 11, 2023
「原爆の父」オッペンハイマー
オッペンハイマーは20世紀の物理学者で、原子爆弾の開発に深く関与しました。彼はマンハッタン計画の科学的指導者として、第二次世界大戦中に原子爆弾の研究と開発を主導しました。彼の指導の下で行われたトリニティ実験は、初の核実験となり、広島と長崎への原爆投下に繋がりました。
しかし、戦後、オッペンハイマーはその関与の複雑さに直面しました。彼は核兵器の脅威と倫理的な側面を考慮し、国際的な核軍縮と平和の追求に力を注ぎました。一方で、彼の政治的な見解や過去の共産主義者との関連が冷戦時代の反共主義の波に影響されました。
オッペンハイマーの生涯は、科学と倫理、技術と道徳、そして戦争と平和の複雑な関係を浮き彫りにするものであり、原爆開発の歴史的な転換点としても位置づけられています。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。
・おそらく、バービーを全面的に禁止することができないために、日本政府の老害たちがでっち上げた人為的な怒りなのだろう。
・バービーもオッペンハイマーも日本を必要としていない。
・バーベンハイマーのマーケティングは、痛手よりもはるかに助けになった。
・この2つの映画の奇妙な結婚の責任は誰にもない。それは、この2つの映画がペアで公開されたことから生じた現象なのだ。
・映画はおそらく日本で大失敗するだろう。
・バービーについて否定的なニュースがあったことで、インセルたちが洞窟から出てきた。かなり面白い。
・意外なことに、オッペンハイマーのマーケティング・チームはミームを認めなかった。
・バービーはまだオッペンハイマーより稼げるだろう。
・バービー・ブラザーズ……我々は……我々は悪者なのか?
・エッジの効いたジョークが主流になりすぎて反発を招く。バービーのマーケティング・チームはもっと賢明であるべきだった。
https://reddit.com/r/boxoffice/comments/15ebyqw/barbenheimer_is_catching_heat_in_japan/