タンパク質の多い食事は農業用肥料からの汚染に匹敵
アメリカ人はとにかく肉が好きだ。レストランで出されるステーキの大きさには驚くばかり。プロテインの市場も日本よりもはるかに大きい。だが、たんぱく質の摂り過ぎは、健康に問題を引き起こすだけでなく、環境にも悪影響であることが新たな研究で分かった。タンパク質の多い食事は、尿を通して環境に過剰な窒素をもたらし、農業用肥料からの汚染に匹敵するというのだ。
カリフォルニア大学デービス校の生物地球化学者であるマヤ・アルマラスとその同僚が、タンパク質を多く含む食事が原因で、アメリカの下水道に窒素化合物がどれだけ流されているかを調べようと考えた。タンパク質を過剰に摂取すると、体内で尿素に分解され、窒素を含む化合物が尿として体外に排出され、最終的には汚水として河川に排出される。そして、その窒素化合物が有毒な藻類の繁殖を促し、大気や飲料水を汚染していることが明らかになった。その窒素汚染は、食用作物を栽培する畑から流れ出る肥料によるものに匹敵するというのだ。
自身の健康のためにも環境のためにも、たんぱく質の過剰摂取は控えたいところだ。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。食事が環境に悪影響を与えていると言われても、あまりピンと来ていない様子だった。
・くだらない。好きにさせてくれ。
・私の尿は問題ない。オーガニック。
・地球に害を与えないためにも、これからは虫を食べないといけないのかな。
・肥料代わりに庭でおしっこしろ。問題解決。
・↑尿は約4ヶ月熟成させてアンモニアを中和させないと庭には使えない。そうしないと、ただ枯らしてしまうだけ。
・タンパク質の摂り過ぎは、腎臓を傷める。
・ビーガンはこのニュースが大好きだろうな。
・私はビーガン。タンパク質は摂らないから、私は問題の一因ではない。(皮肉)
・気にしない。食事を変える気はない。
https://reddit.com/r/nottheonion/comments/w9ymef/eating_too_much_protein_makes_pee_a_problem/