パンデミックで加速する貧富の差
国際NGOのオックスファムによると世界の富豪上位10人の資産総額は、この2年間で7000億ドル(約80兆円)から1兆5000億ドル(約170兆円)に急増した。
各国の中央銀行の金融緩和政策が少数の特権層に有利に働いた結果だとオックスファムは指摘している。最も資産を増やしたのは、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)だ。2020年3月~21年11月に資産は約11倍に拡大し、2942億ドルとした。
一方で世界では何百万人もの人がコロナ禍で貧困状態に陥っている。2020年の働く女性の数は2019年に比べて1300万人も減少した。世界長者番付上位10人の総資産は、世界の最貧層31億人の資産を合わせた額の6倍だ。世界では1日2ドル以下で生活している人が9700万人もいる。
コロナバブルで資産を急増させた超富裕層たちへの課税したお金で、社会保障や気候変動対策などを行うようにオックスファムは各国の政府に求めている。
最後に海外の反応を見てみよう。
・資本主義へようこそ。
・すべて計画通り。
・こんなの正しくない。
・我々から搾取することを政府が許した。
・だって彼らは一生懸命頑張ったんだもの!(皮肉)
・私は失業して、かなりの借金がある。
・パンデミックとはあまり関係ないのでは?
・バブルが弾けた時の彼らの資産額が楽しみだ。
・本当に不愉快だ。
・そんなに驚かない。金持ちはより金持ちになっていく。
https://reddit.com/r/news/comments/s5qb9g/wealth_of_worlds_10_richest_men_doubled_in/