発見が続く日本の宇宙開発
日本の探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」から持ち帰った砂を分析した結果、16粒計55ミリグラムを分析したところ、23種類のアミノ酸や多数の有機物が検出された。宇宙航空研究開発機構(JAXA)や岡山大惑星物質研究所などの分析で分かった。
はやぶさ2は2019年に小惑星リュウグウに2回着陸して砂や石を採取。2020年12月に5.4グラムの試料を地球に届けることに成功していた。
「生命の起源は宇宙」説を後押し
今回の発見は、宇宙全体で有機物がどのように生命に進化したのか知る重要な手がかりのひとつになる。アミノ酸とは、筋肉などの材料になるもので、生命には欠かせない物質だ。
生命の源となるアミノ酸がどうやって地球にもたらされたのかは長年の謎だ。隕石などにより宇宙からもたらされた説、地球上で雷や紫外線による化学反応あるいは熱水環境で生成された説、などが有力だった。
これまでにも、地上で見つかった隕石からアミノ酸が検出されることはあったが、地球で付着した可能性を否定できなかった。今回、宇宙空間で直接採取し、地球の空気に触れさせない形で検出したことは、「生命の起源は宇宙」説を後押しすることになる。
世紀の発見に海外も大興奮!
最後に海外の反応を見てみよう。生命の起源の解明、地球外生命体の可能性に興奮を隠しきれない様子だ。
・ワオ!なんてクレイジーなんだ。
・うん、我々は宇宙からやってきた。
・とても興味深い。
・これは凄い! 地球上で発見された隕石からアミノ酸が発見されたことは知っていたよ。原始的な小惑星のサンプルと比較するのは興味深いことだね。
・凄いニュースじゃないか。
・粉末にして、サプリに出来る?
・え?何味?
・宇宙の石を食べさせてくれ。
・タンパク質は本当に強い。エイリアンもきちんと扱えない。
・地球外生命体の存在をを確かなものにしたJAXAに拍手!
https://reddit.com/r/technews/comments/v64bkp/amino_acids_found_in_asteroid_samples_collected/