52歳で34.44秒の好タイム
米ラッパーのSnoop Doggが、レコーディングスタジオではなく陸上トラックでの活躍で再び話題を呼びました。月曜日にオレゴン州ユージーンで行われた米国オリンピック陸上競技選考会で、アメリカ国旗のトラックスーツとコービー・ブライアントを敬うTeam USAのシャツを着て、52歳の彼は200メートルのエキシビションレースに出場しました。
競争相手にはトリニダード・トバゴの元オリンピックメダリスト、アト・ボルドンと二度のNCAA屋外200mチャンピオン、ウォレス・スピアモンがいました。結果としてスヌープは3位でフィニッシュしましたが、52歳で34.44秒という立派なタイムを記録しました。
スヌープは「52歳で34.44秒？悪くない」と語り、自身のタイムを披露しました。さらに彼はNBCのプライムタイムオリンピック報道の特派員としてパリに向かい、トライアルについてユニークな見解を視聴者に提供しました。特に3000m障害物競走の実況で「彼らが今から飛び跳ねて、握りしめて、滑って、滑らないことを願う」と述べた際には、そのユーモアが視聴者を驚かせました。NBCは彼のコメントを「エレクトリック」と評し、「必要とは思わなかったが、求めていたコンテンツ」として紹介しました。スヌープは「この週末は楽しかった…世界クラスのアスリートたちに敬意を表します…パリで会いましょう」とSNSに投稿しました。
絶大な支持を集めるカリスマラッパー
スヌープ・ドッグ（本名：カルヴィン・コルダザール・ブローダス・ジュニア）は、アメリカ合衆国のラッパー、歌手、ソングライター、俳優、起業家である。1971年10月20日にカリフォルニア州ロングビーチで生まれ、90年代初頭に西海岸のヒップホップシーンでその名を馳せた。彼はドクター・ドレーがプロデュースしたアルバム『ザ・クロニック』で注目を集め、その後自身のデビューアルバム『ドギースタイル』を1993年にリリースし、瞬く間にトップチャート入りを果たした。このアルバムは、ギャングスタラップのスタイルを確立し、スヌープ・ドッグの特徴的な低く滑らかなラップスタイルが広く認知されることとなった。
スヌープ・ドッグのキャリアは音楽に留まらず、映画やテレビにも進出し、多岐にわたるエンターテインメント活動を展開している。また、彼は大麻の合法化運動の積極的な支持者としても知られ、自身の大麻関連事業を展開するなど、起業家としての顔も持っている。音楽活動では、2000年代以降も数多くのアルバムをリリースし、ヒット曲を生み出し続けている。例えば、2004年のシングル「Drop It Like It’s Hot」は、世界中で大ヒットし、彼の名声をさらに高めた。
さらに、スヌープ・ドッグは社会貢献活動にも力を入れており、若者の教育支援や貧困撲滅に向けた取り組みを行っている。その一方で、彼の過去の犯罪歴やギャングとの関係が注目されることも多く、物議を醸すことも少なくない。しかし、彼の音楽やパーソナリティは依然として多くのファンに支持されており、音楽業界における影響力は現在も非常に大きい。スヌープ・ドッグは、単なるミュージシャンに留まらず、文化的アイコンとしての地位を確立している。
海外の反応は？
最後に海外の反応を見てみよう。
・200メートル？3000メートルじゃなかったのか？
https://reddit.com/r/MadeMeSmile/comments/1dnngtp/snoop_dogg_52_running_the_200m_at_the_olympics/
・歳を重ねるごとに彼のことが好きになる
・彼は20年間全然年を取ってないみたい
・太った二人に負けたのは本当に印象的！
・彼はティーンの頃に警察から逃げ回っていたからね、スプリントは血に染み込んでる
・ナチュラルハイの笑顔。
・彼はどうやってそんなに良い肺を保ってるの？私は煙草吸わないのに息切れする。
・走ってるときの彼の顔を見て！その笑顔が大好き。
・金持ちが運動する時間がたくさんあるのは驚きだ。
・君も早起きすれば運動できるよ。
