子どもたちに別れを告げずに辞めた乳母への提訴取り下げ

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雇用トラブルから裁判へ

カナダはバンクーバーの夫婦が、アイルランド出身の乳母に対して起こした訴訟を取り下げました。この夫婦は、ナニーが12月初旬までの勤務を「明確に約束」することを求めていたものの、乳母が契約終了まで残り6週間の時点で予告なく退職したため、損害賠償を請求していました。

訴訟では、乳母が子供たちと築いた信頼関係が突然断たれたことや、予期しない形での退職により、夫婦が仕事を続けることが難しくなったと主張しています。彼女の退職は「子供たちの感情的な利益を無視した行為」とされ、契約違反や過失によるものであるとしました。夫婦は、乳母の突然の退職により子供たちが精神的に不安定になり、自身の仕事にも支障が出て経済的な損失を被ったと述べています。

しかし、夫婦は最終的に訴訟を取り下げる決定を下し、裁判には進まない意向を示しました。

バンクーバーの雇用事情

バンクーバーの平均時給は、カナダ国内でも特に高い水準にあります。これは、都市の高い生活費や物価を反映しており、多くの業界で賃金が上昇傾向にあるためです。特に、サービス業やホスピタリティ業界では、人材不足と人件費の高騰により、時給の引き上げが求められています。最低賃金も上昇しており、バンクーバーでは多くの雇用者がこの水準を超えた賃金を提供しています。しかし、これでもなお、生活費の高さから十分な収入を得ることが難しいと感じる市民も多くいます。

特に住宅費の高さが生活に重くのしかかり、多くの人々が単一の職業だけでは生活を賄いきれないと考えています。そのため、副業や複数のアルバイトを掛け持ちする人も増えています。さらに、バンクーバーは移民が多く集まる都市であり、職の競争も激しいため、高い時給を求める人々と、低コストでの労働力を求める企業との間でバランスが難しい状況です。全体としては、バンクーバーの平均時給は高いものの、実際の生活費を考えると依然として多くの労働者にとって厳しい現実があると言えます。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州(BC州)では、2024年6月1日より最低賃金が時給17.40カナダドルに引き上げられました。


海外の反応は?

最後に海外の反応を見てみよう。

それはアイリッシュグッバイ。ちゃんとしてるな。

一度も乳母を雇ったこともやったこともないけど、乳母を雇う人たちが「家族」と「従業員」の線引きを曖昧にしているケースはかなり問題があると思う。それが子どもたちにとっても悪影響だよな。

時給20カナダドル(約2200円)?それなら自分も辞めるわ。

金持ちが本当に嫌いだわ。

でもメリー・ポピンズは、「さよなら」を言うと子供たちが悲しむから、最高の乳母はいつも黙って去るって教えてくれたじゃん。

バンクーバーで乳母が時給20カナダドルってヤバすぎだろ。俺、近くの街でパン職人としてそれより全然多く稼いでるけど、乳母の仕事に比べたら大したことないからな。

時給14.39ドル(USD)か。ふざけてるな。お金が目的じゃないことは明らかだろ、だって彼女にはそんなに金ないし。

しかも複数の子供がいるんだよな。この夫婦、本当に最低だわ。

シカゴで俺が乳母に払ってる額のほうが高いよ、しかもこっちのほうが生活費安いのに。

ていうか、メリー・ポピンズもそんな風に去ったよな。専門家に逆らえるわけないだろ?

reddit.com/r/nottheonion/comments/1gjrg7o/vancouver_couple_sues_irish_nanny_for_quitting/

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この記事を書いた人
ジェームズ

カナダ出身のホッケーマニア。大学の専攻は機械工学。蕎麦好き。

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