大谷翔平が二刀流対決でまさかの三振!
エンゼルスの大谷翔平選手は5日(日本時間6日)の本拠地タイガース戦で、本塁打2発と2塁打を含む猛打賞の大活躍を見せた。9点差がついた8回の打席で、タイガースは野手が登板。MLBでは大差がついた試合で、投手以外の野手がマウンドに登り、「敗戦処理」をすることが多々ある。
その時、登板したのは外野手登録のコディ・クレメンスだった。あまりに球が遅いために、大谷はタイミングが取れずに2球続けて打ち損じてファウルにしてしまう。そして、クレメンスが投げた3球目で意外なことが起きた。大谷は時速110キロの遅いボールを見切ったつもりだったのか、見送ってしまう。ストライクゾーンに決まった瞬間、クレメンスは大喜びした。
Kody Clemens’ first career strikeout: Shohei Ohtani
— Bally Sports Detroit (@BallySportsDET) September 6, 2022
Congrats, @kodyclem, keep that ball! #DetroitRoots pic.twitter.com/hIeQuR9Roz
大投手ロジャー・クレメンスの息子
実はコディ・クレメンスは、ヤンキースなどで大活躍したあのロジャー・クレメンスの四男だ。歴代最多7度のサイ・ヤング受賞者を父に持つコディは、野手ながら今季6度目の登板だった。野手が6度もマウンドに上がるのは弱小タイガースならではだが、なんとコディが初めて三振を奪ったのが、あの大谷翔平だった。
記念の球を大谷翔平がサイン
話はこれだけで終わらない。コディはこの時のボールを記念に取っておいたのだが、翌日になってエンゼルスとタイガースの球団職員が連携を取り、大谷翔平がこのボールにサインしたのだ。そこに書かれていたのは「What a nasty pitch!(なんてエグい球なんだ!)」
大谷らしいユーモアのある神対応に、野球ファンだけでなく、多くの人々が笑顔になった。
Shohei Ohtani signed the ball for Kody Clemens that he struck him out on 😂
— Ben Verlander (@BenVerlander) September 6, 2022
(Via @kodyclem Instagram) pic.twitter.com/9KjetGEF9U
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。
・ハハ、大谷のことが大好きだ。
・健全だね。
・こういうのを見ると、翔平を好きになってしまう。
・今朝は本当に嫌なことがあったが、心が温かくなった。
・↑午後はそこまで嫌なことがないといいね。
・未来の殿堂入り投手にとって、初めての奪三振。
・父親に追いつくまで、あとたったの4671奪三振。
・三振を奪ったのが大谷で、そのボールにサインしていたら面白い。
・大谷の字は俺よりも上手。
・大谷がこのサインを書いてなかったら、面白いんだけどな。
https://reddit.com/r/baseball/comments/x7p646/kody_clemens_via_ig_shohei_ohtani_signed_kody/