約20トンの残骸が制御不能で落下
中国の大型ロケット「長征5号B」の一部が、31日頃に地球に落下することが明らかになった。長征5号は24日に中国南部・海南省で打ち上げられた。ロケットの残骸は完全に制御不能で、どこに落下するのか予測できない。専門家によると、人口密集地に落下する可能性はかなり低いものの、ゼロではないとのことだ。ロケットの重さは約20トンある。
長征5号の落下は3度目
長征5号Bは中国の宇宙ステーションにドッキングされるが、落下してくるのはその時に切り離されたロケットの一部だ。長征5号Bのロケットブースターが地球に落下するのは、これで3回目だ。2020年5月に打ち上げた長征5号Bの残骸が、アフリカ西部コートジボワールの村に落下して、建物を損傷していた。
通常、こうした部品は軌道を制御されて地球に落下するが、中国は全く気にしていない様子だ。国際的な批判が集まる中、中国外務省は「ロケットの一部は大気圏で燃え尽きるから危険はないし、国際的な慣行だ」と開き直っている。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。自分が被害に遭う可能性は、文字通り天文学的な確率なので、誰も深刻に考えていない様子だが・・・被害で出ないことを祈るばかりだ。
・祈るしかない。いつも近くでロケットを見たいと思っていた。
・↑おい、そっち?!
・私の保険は家に落ちてきたロケットも適用の範囲なのだろうか?
・我が家に落ちてきたら怒るぞ。
・↑怒る間もないから心配するな。
・↑一瞬なの?見たり、聞こえたりはしないの?
・どこの国に落下するの?
・↑まだ分からない。
・中国には落下しないと思う。
・数年前にもなかったか?
https://reddit.com/r/technews/comments/wabojg/an_uncontrolled_chinese_rocket_booster_will_fall/