新しいプロパガンダ
北朝鮮が韓国に向けてゴミや糞便を詰めた風船を送りました。この行動は、北朝鮮が韓国との対立をエスカレートさせるための新たな手段と見られています。これらの風船には、単にゴミや糞便が詰められているだけでなく、韓国を非難するメッセージやプロパガンダも含まれていることがあります。北朝鮮がこのような行動に出た背景には、韓国が北朝鮮の体制を批判するビラを風船で北朝鮮に送ったことがあり、その報復行為として行われたとされています。
韓国政府は、この挑発行為に対して強い非難を表明しました。韓国政府の声明では、北朝鮮のこのような行動は国際法に違反するものであり、地域の平和と安定を脅かすものだと述べています。また、韓国は国際社会に対して北朝鮮の行動を厳しく非難し、適切な対応を取るよう求めています。
北のプロパガンダ
北朝鮮のプロパガンダは、国のイメージを美化し、体制の正当性を強調するための情報操作や宣伝活動です。これには、様々な方法が用いられています。まず、偉大な指導者の偶像化が挙げられます。北朝鮮では、金日成、金正日、金正恩の三代にわたる指導者たちが神格化されており、彼らの肖像画は街中や建物内に広く掲示されています。彼らの生涯や業績を称賛する映画や書籍、音楽も頻繁に制作され、学校教育でもその偉大さが強調されています。
また、北朝鮮のメディアは、国内の豊かさや国民の幸福を誇張する報道を行っています。たとえば、首都平壌の近代的な建物やショッピングモールを紹介する映像を流し、経済的な発展をアピールしています。しかし、これらは主に特権階級が利用する施設であり、一般市民の生活とはかけ離れています。
さらに、北朝鮮のプロパガンダは、特にアメリカや韓国などの敵対国を悪魔化する内容が多いです。これには、これらの国々が北朝鮮に対して攻撃的であるとする報道や、北朝鮮が外部からの脅威にさらされていると強調するニュースが含まれます。
軍事力の誇示も重要な要素です。軍事パレードやミサイル発射実験の映像を広く報道し、北朝鮮の軍事力を誇示しています。これにより、国民に対して国家の防衛力が強力であることを印象づけ、指導部への信頼感を高めようとしています。また、北朝鮮独自のイデオロギーである「主体思想」(チュチェ思想)も強調されており、自己依存と自主独立を説きます。この思想は教育や宣伝活動を通じて国民に浸透させられ、他国への依存を否定する内容が含まれます。
具体的なプロパガンダの例として、金正日が指導者として国を如何に導いたかを描いた映画「花を捧げる」や、外国人も参加できるようになった平壌マラソンなどがあります。これらの活動は、北朝鮮が開かれた国であることをアピールするためのものです。北朝鮮のプロパガンダは、多くの場合、国内外の認識を操作し、体制の安定を図るために使用されています。
海外の反応は?
最後に海外の反応を見てみよう。
・これはまさに幼稚園レベルの行動だよ。
・北朝鮮は人々が栄養失調で苦しんでいるのに、政府はこんなことにリソースを使っている。
・腸内寄生虫が多い北朝鮮の糞を考えると、これも生物兵器だね。
・低技術だけど、効果的だね。
・これは生物兵器戦争として見なされるべきだね。
・糞が生物兵器になる可能性もあるね。
・北朝鮮は肥料を持っていないから、糞を使っているんだね。
・「爆弾じゃなくて糞を落とせ」って感じだね。
https://reddit.com/r/worldnews/comments/1d34d7c/north_korea_flies_150_fecesfilled_balloons_across/