大多数のアフリカの国々が無視
米音楽界最高峰の祭典「第66回グラミー賞」授賞式がロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで4日(日本時間5日)に行われた。今年から最優秀ポップ・ダンス・レコーディング賞、最優秀オルタナティブ・ジャズ・アルバム賞、最優秀アフリカ・ミュージック・パフォーマンス賞が追加されたが、最優秀アフリカ・ミュージック・パフォーマンス賞にノミネートされた楽曲の面々が話題になっている。
この部門が昨年発表されたとき、グラミー賞のCEOであるハーヴェイ・メイソン・ジュニアは、従来アフリカ系アーティストがノミネートされる唯一のチャンスであったグローバル・グラミー賞の既存2部門よりも、「より幅広いアーティストを認め、評価することができる」と述べた。
しかし、実際にノミネートされたのはナイジェリア、ベナン、南アフリカの3カ国だけだった。さらに、アフリカ全土には2,000以上の 「生きた言語」が存在すると推定されているが、ノミネートされた7曲の歌詞はすべて英語か、英語の単語が大部分を占めている。
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海外の反応
最後に海外の反応を見てみよう。
・アフリカは音楽のジャンルではない。
・アフリカの各国から54人がノミネートされることを期待しているのだろうか?
・私はグラミー賞なんて無視して、自分の好きなものを聴いている。
・グラミー賞は最も大きな流行を作った人に贈られる。
・白人が好きな黒人を選んでアフリカ人と呼んでいるのだろう。
・公平を期すために、ほとんどのアメリカ人はアフリカにあるすべての国の名前を挙げることさえできない。
・ほとんどのアメリカ人は50州すべての名前を挙げることができない。
・候補者は6人。アフリカ大陸の人口の約1/5を占める、アフリカで最も人口の多い2つの国の出身者だ。
・すべての人を満足させることはできない。
・この部門を設けることは、この部門を設けないことよりも、より多くの怒りや口論を引き起こす。
https://reddit.com/r/nottheonion/comments/1aivg29/new_grammy_category_for_african_music_ignores/